体調の不良だけではなく、肌トラブルや肥満の原因にもなってしまう便秘。
この便秘に悩んでいる女性の割合が、なんと73.4%という調査結果があるほどなのです。
人間の身体にとって様々な悪影響を及ぼす便秘の対策には、食物繊維や乳酸菌の摂取などがありますが、他にもあまり知られていない便秘解消法が存在します。
しかも、日本人だったら1度は食べたことがあり、毎日食べている人も多い食品を食べるだけの解消法なのです。
その食品とは?
「クエン酸」
クエン酸を多く含む食材といったら、なにを思い浮かべますか?
そうです!”すっぱい食べ物”ですよね。
クエン酸は「レモン」や「ライム」「グレープフルーツ」などに多く含まれていますが、今回は”すっぱい食品”の代表とも言える「梅干し」のお話です。
じつは、この「梅干し」が便秘解消にとても効果的なのです。
その理由は、梅の酸っぱい成分であるクエン酸が大腸に作用して、便を送り出す「蠕動(ぜんどう)運動」を促進してくれるからなんです。
要するに、腸を活発に動かして腸に溜まっている便を押し出してくれるんですね♪
クエン酸が多い梅干しは?
梅は完熟すればするほど「クエン酸」の量が増えるので、完熟した梅から作った梅干しが理想的。
それでは、数多くある梅の品種の中で、どの品種の梅が良いのでしょうか?
その答えは、完熟してクエン酸が溜まると自然に落ちる「落ち梅」という状態で収穫する【南高梅】の梅干しがベスト。
明日からでも実践できる簡単な便秘解消法なので、梅干しが苦手ではない人にはおすすめですが。。。
便秘を解消したいからといって、一度に多くの梅干しを食べると、健康を害することにも繋がってしまいますので摂り過ぎには注意して下さいね。