30代~40代が痩せない理由は腸内環境に原因がある!?腸を整える食品とは?
今回、マサチューセッツ総合病院の研究により、腸内環境を改善することで痩せやすい体になれることが分かりました。
太る腸内環境になる3つの大きな原因は、
- 1. 年齢
- 2. ストレス
- 3. 食生活
人は同じ生活をしていても、30代半ばを過ぎてくると善玉菌が減り、悪玉菌が増えて、太りやすい体になってしまいます。
また、ストレスが溜まりやすい現代社会ですが、このストレスは悪玉菌を増やしてしまうことが研究で分かっています。
さらに、悪いことに悪玉菌が増えてしまうと、ストレスをより感じやすくなってしまうという悪循環が起こってしまうのです。
しかし、分かっていても加齢やストレスは、なかなかコントロールをするのが難しいものですよね。。。
そこで、工夫をすればコントロールできるのが「食生活」。
この「食生活」を上手くコントロールして悪玉菌を減らし、善玉菌を増やせば、痩せやすい体質を作ることができるのです。
「ヨーグルト」
毎日食べるとインフルエンザに感染しにくくなる「ヨーグルト」ですが、善玉菌を増やしてくれるので痩せやすい体を作ることができるのです。
このヨーグルトと食物繊維が豊富な「ドライフルーツ」を一緒食べると、善玉菌の働きを活性化させてくれるので、痩せやすい体質になることに繋がります。
なぜ、生のフルーツではなくて「ドライフルーツ」なのかというと、ドライフルーツの方が食物繊維の量が段違いに良いからなんです。
どれくらい違うのか、ブドウで比較してみると。。。
生のブドウに含まれている植物繊維が0.5gに対して、干しブドウは4.1gと約8.2倍もの差が生まれるほどなんです。
生のフルーツと一緒に食べるほうが美味しいと思いますが、効率を考えるとドライフルーツと一緒に摂取することをお勧めします。
他のフルーツでの比較は…
/ | ブドウ | バナナ | 柿 |
生のフルーツ | 0.5g | 1.1g | 1.6g |
ドライフルーツ | 4.1g | 7.0g | 14.0g |
日本人は、食物繊維が不足しているので、積極的にドライフルーツで補うことをお勧めします。
例外として「イチゴ」は、ドライフルーツの方が食物繊維が減ってしまうので生で食べるほうが良い。
キノコ類
種類が豊富にあるキノコですが、なかでも痩せやすい体を作るのに一番良いキノコは「しめじ」なんです。
その理由は、しめじには「ビタミンD」が豊富に含まれており、善玉菌を増やしてくれる働きがあるからなんです。
このビタミンDは重要で、摂取量が不足していると大腸がんのひとつである「直腸がん」を起こしやすいというデータがあるほど。。。
主なキノコ類のビタミンDの量は…
しめじ | しいたけ | エリンギ | えのき | なめこ |
4.0 | 2.1 | 1.8 | 0.9 | 0.4 |
好き嫌いがあるとは思いますが、効率を考えると「しめじ」がオススメ♪
「チーズ」
腸に良いことでも知られているチーズですが、食べる種類によっては、ほとんど効果がないものがあります。
チーズには、大きく分けて「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」がありますが。。。
ナチュラル チーズ | ナチュラルチーズ カマンベール、モッツアレラチーズ、 チェダーチーズ、ブルーチーズなど |
ナチュラルチーズは「乳酸菌」など腸に良い菌が生きているのですが、プロセスチーズは加熱処理をしているため腸に良い菌が少ないので、ナチュラルチーズをお勧めします。
他にも、腸内環境を整える食品はありますが、まずは簡単に意識できることから、痩せやすい体作りを始めてみましょう。